2010年02月27日

盗難サックス検索のお願い

本当に久しぶりの更新になってしまいました.

ご存知の方もいらっしゃると思いますが,あるSNSのほうで,テナーサックスの盗難被害にあわれた方がいらっしゃり,探しておられます.
オークションやお近くの質店などでお見かけになったら情報を提供していただければと思います.

ビンテージ物はそれぞれが唯一無二です!それを盗むとは・・・

以下に情報を転記しますので,皆様よろしくお願いします.
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1.Tenor Saxophone ゴールドラッカー90%以上 相当きれいです
メーカー・型式:アメリカンセルマー スーパーバランスアクション
シリアルbS9231(管体とネックにも記載)
【SELMER Super Balanced Action(通称S.B.A)49231】1952年アメリカ製
購入時135万円  現在の流通価格としては時価150万円くらい

カドソン(Cadoson)のセミハードケースに入っています。

現在でもジャズプレイヤーに絶大な人気を誇るアメリカンセルマー Super Balanced Action (スーパー・バランス・アクション、以下省略してS.B.A)は1947年から1953年頃までの6年程度しか生産がされていない希少モデル。彫刻も職人の魂が感じられる美しい唐草模様が刻まれており美しい仕上がり。ジョン・コルトレーン以降、現在でもウエイン・ショーター、ジョシュア・レッドマン、ブランフォード・マルサリスらTenor界の大御所が使用し続けている。日本国内はもとより海外でも入手が非常に困難となっている希少なヴィンテージTenorSax。
特徴:ベル朝顔部分に横一文字にラッカー修正跡がある。


2.Tenor Saxophone Metal Mouthpiece
メーカー、型式:WoodStone WS TM-1 SP(Silver Plated)8* \71,400


3.Tenor Saxophone Metal Mouthpiece
メーカー、型式:リバイユ スタジオモデル8* \28,500


4.ワイヤレスマイク・送信機 ケース
メーカー、型式:WB98H/C&PGX14 \119,800


5.ICレコーダー
メーカー、型式:EDIROL(エディロール/Roland/ローランド
R-09HR 24bit 96kHz WAVE/MP3レコーダー \45,800


6.ハーキュレスSaxスタンド


7.リードケースなど


8.赤色ナイロン製 スポーツバック


9.譜面台その他


サックス奏者、Hornプレーヤーの方はオークション等でそれっぽい似たような出品があれば、直でも宜しいので時間に関係なくご連絡お願いします。
以上、ご協力の程何卒宜しくお願い致します。

 

札幌市在住
松浦宏治
pcメール  jrs.999@nifty.com

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2009年10月31日

AIZENマウスピース

最近AIZENの件で検索が多いので,久しぶりに更新します.
(最近はmixi内での話がメインになっていて,こちらの更新が滞っておりました.)

AIZENに関しては初代の他,今回NYシリーズも購入してみました.
では,今何をメインにつかっているかというとGottsuの煤竹です.

どうやら私の吹き方には今のところハイバッフルが合っているというのもあるのですが,どうもAIZENは高音域は出しやすいのですが,低音域が出にくい傾向が私の場合はあるからです.
普通のマウスピースでも,時々,私の場合はおこるので,マウスピースだけのせいでは無いにしても,やはり演奏に支障をきたしやすい要素はなるべく排除したいということです.

また,最近思うことの一つに,確かにマウスピースやリードは音色を大きく変えますが,奏者の吹き方にもかなり影響を受けるということです.ある程度安定してくると多少の違いは奏者のほうで吸収してしまう印象があります.
たとえば,デュコフとセルマーのC*はこれは全然違いますが,乱暴な言い方ではありますが現行メイヤーとAIZENでそれほど違いがあるかというと多少は違っても,音色に関しては,まぁ吹き慣れればそれほど違わないかなという印象もあります.別にAIZENがだめだと言うつもりもありませんが,それだけのお金を出す価値があるかというとこれもまた若干微妙ということです.

前回の話題が,ちょっと手放しで誉めてるような感じにも取られかねないので,敢えて今回更新しました.ただ,前回,確かに高音がでやすく,フラジオが当たりやすいと感じたのは正直なところですので,低音域に苦労しない人には良いマウスピースであるかもしれません.
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2008年11月02日

AIZENマウスピース

これは,今,私が持っているアルト用マウスピースです.(本当はこれにセルマーSA80*がもう一つありますが,写真に撮り忘れました.)
MP

さて,マウスピースを並べて自慢というわけではなく,今回仲間入りを果たしたAIZENというマウスピース(写真の左端)がとても良かったのでご紹介も兼ねてのアップです.

AIZEN4.jpg

さて,このAIZEN.基本コンセプトはNY Meyerを目指しているもののようです.
音的にはラバーらしく落ち着いています.Gottsuよりはやや大人しい感じの音になりますが,特筆すべきはコントロールのしやすさです.
現行のmeyerとは比べ物になりませんし,吹奏感という点においては奏者にもある程度の技術を求めるMPとは異なり圧倒的に吹きやすいと感じました.


一番確かに検証できたのが,オーバートーンの出しやすさです.
今までは2倍音,3倍音の吹き分けが結構難しかったのですが,イメージ通りに追従してくれます.
また,ブローアップでは一気に5度ぐらい(実音のDから下のGぐらいまで)のコントロールが楽にできます.同じ種類であるmeyer 5Mではブローアップはせいぜい4度程度のコントロールの範囲で,しかも下の方はかなり頑張ってlコントロールしないと音が割れるのですが,AIZENは全く吹奏感が違います.
(たとえは極端かもしれませんが,ブローアップでも音楽が演奏できそうなくらい)

もちろんいくつも吹き比べたわけではありませんし,たまたま良いマウスピースに当たったとも解釈はできますが,HPで強調されているように品質には自信を持たれているようで,それを裏付ける結果かと思います.(販売はイー楽器ドットコムです.小物を何回か購入するのに利用しましたが,非常に対応が良く安心して使えるショップです.)

音的にはジャズ向きだと思いますが,リードによっては音の性格も変わると思います.
私は今回Jazz select #2,LaVoz M, アレクサンダーDC #3で試しましたが,どのリードとも相性がよく,リードの種類による違いに柔軟に対応してくれるマウスピースだと思います.

変なマウスピースを買うよりお勧めだと思います.

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2008年09月28日

コルクにはじまりコルクに終わる...?!

いろいろ忙しかったり体調を崩したりで,友人から預かっていたテナーサックスのパッド交換とバランス調整がやっと終わりました.

いろいろ試行錯誤の部分もありますが,パッド交換の際のシュラックの量は多い必要は無いように思います.重要なのはトーンホールの水平とパッドカップの水平をきちんと合わせておくことで,そうするとパッドは入れただけでも,かなりきちんと水平が出ます.
つまり,それぞれのトーンホールでのリークに関しては微調整で済むのですが,問題は連動するのキー同士の干渉によるリークです.

これは連動する抑えの部分を如何に調整するかが鍵なのですが,古い楽器は現在のもののようにネジで調整できるものは少なく,殆どがコルクです.ここの部分で手を抜くとなかなかリークが消えずに苦労します.(コルク部分の調整をおろそかにしてキーカップの方だけでリークをコントロールしようとしてもバランスが崩れるだけでうまくいきません.)

コルクを短冊状に切った紙やすりで少しずつ削り,キーのタイミングを合わせますが,削りすぎたら,コルクの交換からやり直しですので,結構気を使います.
私は使い古しの紙やすりもとっておき,微調整に使用します.ある程度使い古しの紙やすりの方が,コルクのカスで目が詰まって削る量をコントロールしやすくなるようです.

コルクの種類にもいろいろあるようですが,合成コルクで目が詰まっているものを使用する方が,微妙な調整に耐えうるので良いようです.天然コルクでも部位によってキメの具合は違いますので,用途に応じて使い分けするのが良いと思います.

いずれにしても,サックスにおいてコルクというパーツは一つ外れただけでも演奏に支障をきたすことがあり,とても重要なパーツです.

たかがコルク,されどコルク...コルクにはじまりコルクに終わるというお話でした.

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2008年09月10日

久々の音量

8月は何かとあって練習不足だったのですが,昨日久々にレッスンでした.

家で遠慮しながら音を出すのとは違い,安心して大きな音を出せるので音量だけでなく音色も良くなった気がします.たぶん音量を抑える必要が無い分,リラックスして音を出してるせいかと思います.
自分の楽器はこんなにいい音出せるのだなぁと思う瞬間でもあります.


やはり練習環境は大切ですねぇ...

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2008年09月03日

Neck Enhancerなるもの

Neck Enhancer_1Saxgourmet Neck Enhancerなるもの

Neck Enhancer_2

ネックとマウスピースの間に挟んで使うものですが,実際に使うというより興味が先行して手に入れてしまったものです.オリジナルはコルクの部分にゴムのOリングが付いていましたが,サイズが合わないためコルクで代用しています

単純に言えばマウスピースの内空とネックとの段差をスムーズに移行させ,かつ,ややテーパリングすることで息のスピードを上げる構造になっています.当然ながら抵抗感が増します.

試したところ結構良さ気だったのですが,マウスピースにはまり込む形になりますので,取り外しが厄介です.

構造と効果が知りたかっただけなので外そうとしたところ,うまく取り外せず,結局先が細いラジオペンチでマウスピースを傷つけないようにしながら取り外しました.

Neck Enhancer_3したがって,Neck Enhancerのネック側が変形しています...(^^;
Saxgourmetではマウスピースの差し込み口がこの形のネックも作って,オリジナルのサックス用ネックとして出しているようですが,それだとまだ良いかもしれません.アイディアと効果は良いのですが,セッティングが決まらないで試行錯誤しているアマチュアにはちょっと使いにくいツールでした...Online storeでは100ドルとのこと...ほとんどアイディア料?
でもこれなら旋盤さえ確保すれば自作できますねぇ...
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2008年06月17日

悩みは尽きない

今日は知り合いのギタープレーヤーと久々の合同練習.
練習スタジオで行ったのですが,今日はマウスピースは元のYANAGISAWA #6を使いました.相方のギタープレーヤーの好みにも合わせた選択です.

初めて煤竹を使った先日のレッスンの際にも思ったのですが,マウスピースのせいなのか自分の吹き方のせいなのかわかりませんが,少し高音域の倍音成分が強く出る傾向にあるようです.家や練習場でも何か共鳴するようで,金属系の共鳴音が聞こえるような気がします.実際には録音して聴き比べる必要があるとは思いますが...

リガチャーを変更したりもしたので音色が変わる要素も他にもいくつかありますので,一つ一つ検証する必要があります.もう少し試行錯誤していきます.ある程度傾向がわかったところでまた報告します.
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2008年06月14日

ブローアップの入手と使い方

今日は比較的近い場所で大きな地震がありました.
幸いに近い所に被害はありませんでしたが,震源地周辺ではけがをされた方も多く,死者も出ています.
被災された方々にお見舞い申し上げます.
さて,昨日ご紹介したブローアップですが,ブルズアイエンタープライズ 小山様に許可をいただきましたので,少し詳しく紹介していきたいと思います.

blowup.jpg ブローアップ

まずは,入手先なのですが,ブルズアイリガチャー.comで手に入ります.ただ,今のところ商品紹介の中に出ていません.オンラインオーダーのところにはありますので,そこで注文すればOKです.

さて,このブローアップ.一言でいえば只の管なのですが,練習用グッズとして面白いものです.
説明書が極めて簡潔に書いてありますので迷うのですが,手持ちのマウスピースを差し込み吹くだけです.マウスピースを差し込む深さはコルクの半分ほどまでで良いとのこと.これで,アルトサックスであればコンサートのCの音程を狙って吹きます.ちなみにコンサートCとはA=440Hzの場合のCでピアノなどのC音のことです.アルトのCつまりE♭ではないのでご注意を.テナーサックスの場合はB♭とのことです.
ちなみに,クラシックなどシンフォニーの人はアルトではC#を狙って練習するとのことです.

手持ちのマウスピースではセルマーやYANAGISAWAならコルクの真ん中ほどまでの差し込みでよいと思いますが,煤竹などシャンクが短いマウスピースの場合は,同じ位置にするとマウスピースのチャンバーも含めた全体の管の長さが短くなるため音程が上がります.したがって,浅めに挿すか基準音をはじめからC#など少し高めに設定して練習する必要が出てきます.

初めの練習は基準音でロングトーンして安定した音を出すことが目標のようですが,これから+/-20セントでピッチをコントロールするように練習します.これはコントロールの仕方はビブラートの練習をするのと同じように考えると良いかもしれません.
(注:この練習法の意義は耳と口と息でピッチコントロールをすることだと小山様からコメントいただきました.ビブラートのように早いコントロールをすることが目的ではなくあくまでもロングトーンが重要ということだと思いますので,ゆっくりと練習してください.コントロールの仕方がビブラートをかける時の息と口の使い方において共通する部分が多いと思いますので音をコントロールするコツとしてビブラートと書いております.また,一般的にビブラートを口の動きでかける方を強調している教則本が多いのですが,実際は口を動かすだけでなく息も使ってコントロールすることが重要だと思います.―2008/6/15 追記)

そのあとは基準音から次第に低い音を出すように練習するようですが,最終的には4度下,つまりアルトの場合はGが出るようになると良いとのことです.これは結構難しいようで,私は今のところ2度ちょっとまでしか下がりません.力を抜いて喉を開くことが重要なようですが,これでロングトーンをするのが結構難しいのです.力が入るとのどが閉まりますし,ゆるすぎると息漏れしたり音が割れたりします.つまりこの練習は口腔内を広げると同時に口元が緩まないようにしっかりとしたアンブシュアを作るトレーニングになります.また,同時に息の支えが必要になりますので,呼吸法の練習になります.

さて,このような理屈の練習道具ですが,25cm程度の長さなので実は持ち運びも楽だし,実際に出る音は話し声程度か吹き方によってはもっと小さく音を出せますので,夜や集合住宅での練習にはもってこいの道具です.もちろん,運指の練習にはなりませんのでそれは別に練習が必要ですが,ロングトーンはこれで練習できますので,効率良い練習が可能になります.

また,個人的にはオーバートーンやフラジオの練習にも使えるような気がしています.
(まだ,私自身が完璧にマスターしているわけではないので,この点にはもう少し時間をかけて調べる必要がありますが.)ただし,オーバートーンを出すような吹き方をすると高音がでて音もやや大きくなりますので,これは夜はやめた方が良いかもしれません.
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ブローアップ

情報交換させてもらっている”へろへろてなーマン”さんからの紹介で始めたブロウアップという練習グッズがあります.ブルズアイ・リガチャーで有名なブルズアイエンタープライズの製品です.

まだ,始めて数日ですが,少しづつコツがつかめてきました.
大きな音を出せない時に取り敢えず練習するのに良い気がします.今日は職場に持って行き,休憩時間などを利用してみました.まったく音が出ないわけではありませんが,鼻歌でも歌ってるときぐらいの音量ですから,練習場所の確保には困らないと思います.

確認したいことも何点かありますので,詳しいことは後日報告させていただきますが,これは練習グッズとしてはハマりそうです.
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2008年06月12日

マウスピース変更!

気がついたら,私の環境はリード以外はすべてYANAGISAWAの環境でしたが,最近,高音域の音色がいま一つ上品すぎる気がしてきたので,マウスピースなどを変更してみました.

以前に購入していたGottsuさん作の煤竹#6です.結構リードとの相性が厳しいマウスピースなので敬遠していたのですが,リガチャーをロブナーにしていたのが原因の一つのようです.セルマーのリガチャーに変えて,しっかりと固定するとリードが暴れることなくミスリードも極端に減りました.また,組み合わせられるリードも増え,今はAlexander superial DC #3と組み合わせています.
(もしかしたら,自分自身の奏法も少しは進歩して,吹きやすくなっているのかもしれませんが.)
音色的にはクラシックにはYANAGISAWAの方が良いと思いますが,煤竹のほうが守備範囲が広い音色で個人的には自分が好きな音に近づいています.

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2008年05月27日

オメガの情報

Atelier Musee Ohtake
www.C-MelodySaxophone.com

私がオメガに興味をもったきっかけの一つとなったサイトですが,最近更新されて,かなり詳しくオメガ(特に162と164)の情報が掲載されています.

やはりアルトでは162がオメガと呼ぶべきもののようですねぇ.
私が以前持っていたのはAS110ですが,個人的には音色も好きでしたし吹きやすい個体でしたから,値段を考えるとかなり得だったように思います.
今はeBayにも162はおろかAS110ですら滅多に出てきません.
マークVIに至っては天井知らずの価格(それでも日本の相場よりは安いようですが)になっていますし,既にマークVIIが一時期のマークVI並みの価格で取引されているようです.
ラベル:オメガ AS110 AS100 162
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リードの厚み

最近,フォルテシモでスケールを練習すると,low G, Fあたりで息継ぎの直後に音が裏返る(一オクターブ上になる)現象が頻発しています.

家ではこの現象はほとんど起こらず,レッスンの時に頻発するのですが,レッスンの時の不要な力みと家では遠慮して大きな音を出していなかったため気付かなかっただけのようです.大きな音でしっかり練習する必要性を感じています.

さて,音の裏返りの原因は息の入れ方と,思わず力が入り噛み気味になっていることのようですが,リードをLaVoz MからVandren ZZ 3に変えて練習しています.個人的感覚ですが,LaVoz Mより音を出すまでの息が必要な印象ですが,息継ぎ直後の吹き始めの裏返りは少なくなります.ピアニシモでもおなかでしっかり支えないと音が出ない弊害はありますが,トレーニングには良さそうです.
ZZで裏返らない状態で,LaVozに戻し,噛まないことを意識することとフォルテシモで吹こうとして力まないことを意識するときちんと音が出ますので,正しい吹き方の練習になると思います.

ところで,ソプラノは相変わらずサイドキーを押したhigh Eより上が,相変わらず出にくく,苦戦しています.Dまではほとんど苦労せず出るんですけどねぇ...
ラベル:リード
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2008年02月24日

練習の楽譜

AS110のオークションは落札価格に届かず終了してしまいましたので,当分お蔵入りですかねぇ.
急ぐつもりもないので.

さて,アルトサックスを始めてやっと1年ですが,だいぶ吹けるようになったと同時に,練習不足が悩みの種です.やはり,時間を気にしつつ練習しなければいけないのは問題ですねぇ.
eSaxを使っても,夜遅くの練習はちょっと無理かな.

練習の楽譜は色々ありますが,サンボーンの楽曲はいつかは吹いてみたい.手持ちの楽譜はありますが,CDを聴いているとテーマぐらいはなんとか吹けそうに思いますが,サックスで吹くのには難しい音域であったり,早いパッセージで音を抜くとぜんぜん雰囲気が出なかったり...まだまだ先は長そうです.
posted by RIO at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アルトサックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月17日

AS110 アメセル? Selmer USA?

以前にAS110がオメガかどうか判らないと書きましたが,オメガの定義が非常に曖昧であるため,その最も後期にあたるAS110は微妙な立場であるためにあえて明言を避けた部分があります.アメリカの販売店でオメガと呼ばれていたモデルがAS110までであるのは確かなようですが,アメリカ製か否かで分けたほうがより理解しやすいかもしれません.
アメリカン・セルマーの終末モデルとして1982年から83年に作成されたとされるオメガですが,その最終モデルがAS110となります.いわゆるアメセルとSelmer USAが混乱を招いているようですが,アメセルとは日本で呼ばれている通称であり,昔からSelmer USAであったと考えたほうが混乱は少ないでしょう.アメリカの職人が83年に大量解雇されますが,それまでに作り続けられたモデルということです.

ではいわゆるアメセルとSelmer USAが区別される理由は何かというとアメセルと呼ばれるものが材料をフランスから輸入しアメリカでアメリカの職人により組み立てられたものを言うのに対し,アメセル以降のものは生産が台湾に移っていることです.

オメガで言えば162, AS100, AS110までがアメリカ製でシリーズとしてはこれで終了し,AS220(LaVoix)のシリーズから台湾に生産拠点が移っているようです.


AS110まではプロモデルとしてフランス製のserie IIと並行して販売されていたようで,価格設定はserie IIより若干高かったとのこと.一方でコルクの取り付け方などは最後の混乱の中にあったためか雑とのコメントもありました.恐らくこのあたりは個体差が大きい部分でもあるのかもしれませんが,私が持った一台はかなり良い精度のものだったのかもしれません.


AS200以降はシリアル番号も全く異なってきており,Ωの刻印を有するstudent model(MG 296)は当然全くの別物となっています.BundyやSTDモデルもあるようですが,これらはアメセル時代のものとは明らかにstudent modelとして区別されています.


ちなみに最近の台湾製のサックスの精度が良いこともあってかLa Voixのモデルも人気が出ているとか.現行機種でもありますのでオークションで見かけることは殆んどないのですが,気になる機種ではあります.

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2008年02月16日

AS110 Yahooオークション

さて,先日お話したAS110ですが,オークションに出しました.
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f59892778

です.

たまたまAS100が出品されていましたので,比較するのも良いかもしれません.

ネックによって音は変わりますが,手持ちのYanagisawa A992と比べると,やはりアメセルならではの音色はしっかり持っているのが判ります.
半分手放すのが惜しい気もしているのですが...
posted by RIO at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | アルトサックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

AS110オークション

いろいろ勉強させてもらったAS110ですが,他に何台か楽器があるのでなかなか吹く機会がありません.本当はU字管の半田付けなどを試したいと思っていたのですが,状態が良いだけに手を出すのがためらわれそのままになっていました.

悩んだのですが,単なるコレクターアイテムにしてしまうのも勿体無いということで,オークションに出そうと思っています.手続きでオークションに出すにはもう暫らくかかりそうですが,先にここで告知しておきます.

もし,個別にリクエストがあれば考えたいと思います.

ラベル:サックス
posted by RIO at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | アルトサックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冬の練習

一通りの調整が終わってしまったので,サックスのリペアもどきの作業は今のところ休止中です.
ということで,もっぱら練習するほうが中心になってきていますが,本業の兼ね合いもあるので,いつも練習というわけにもいきません.そこで,少なくとも仕事への行き帰りの間にできることと思い,呼吸法の練習をしがてら歩いています.
冬になって結構励みになるのが,吐く息が白くなって見えること.これをできるだけ遠くまで届くように意識しつつ,息吸いと吹くときのスピードや方向に気をつけていると結構良さそうです.人がまわりにいて気が引けるときには,ひそかにタンギングの練習をしています.息を吹かずにやっていますから,本当のタンギングではないのですが,舌の運動とでもいう感じでしょうか.
本当は時間と場所を気にせず練習したいんですけどねぇ.
ラベル:練習 サックス
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2008年01月06日

マウスピースとリード

マウスピースとリードの関係が大事だというのは何回も書いてることですが,また,それを実感する出来事がありました.

メインで使用しているのはYANAGISAWAのラバー#6ですが,いつもメインの楽器と一緒にしているので,その他の楽器を使うときにはわざわざ引っ張り出す必要があり,もうひとつ吹きやすいマウスピースが欲しいと思っていたので,後藤楽器(Gottsu)さんの煤竹マウスピースを年末に購入しました.結論から言うと非常に吹きやすく音も良いマウスピースですが,リードとの相性にシビアなマウスピースでもあります.
当初,手持ちのYANAGISAWAと同じ#6なので,ほとんど同じ感じで吹けるだろうと思い,手持ちのリードでいろいろ試したのですが,最も番手の低いバンドレン2-1/2でなんとかコントロールできる感じでした.どうしようもなくGottsuさんにメールを出したところ,非常に丁寧な回答を頂き(Gottsuさん有難うございました),作成されているコンセプトがジャズ志向であり,リードが厚すぎるのが原因だろうとのこと.

お勧めを頂いた,RICO JAZZ select 2MEDを中心に2SOFTとLaVoz MSなどで試したところRICO JAZZ select 2MEDとの相性が抜群でした.LaVozのMSも良いのですが,やや音がこもる印象(ソフトな印象)でした.逆に同じRICO JAZZ selectでも2SOFTは柔らかすぎてコントロールしにくい感じでした.

マウスピースとリードそして自分自身との相性がいかに重要かを経験したわけですが,はじめにいろいろとこだわることをしなかったら,今でも吹きにくいマウスピースとリードで練習してた可能性もあります.楽に音が出ないときはマウスピースとリードをもう一度見直してみるのも良いかもしれません.
(リードが高いので初期の出費がかさみますが,一度いろいろなリードで自分なりのリファレンスを作っておくと,次にマウスピースを選ぶときには役に立つと思います.)

ちなみに,煤竹に合わせたリードをYANAGISAWA #6で試してみましたが,これもまた相性が悪く,やはりLaVoz Mに戻ってしまいました.
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2008年01月01日

あけましておめでとうございます

Conn_Chu_ArtistConn ChuBerry Artist - alto

あけましておめでとうございます.本年もよろしくお願いいたします.

年初めにConn ChuBerry Alto Artistの画像をアップしました.

Connは今はselmerに合併していますが,有名な楽器製造会社でした.メキシコに工場が移転する前の楽器は評価が高いのも特徴で,ワイヤー型のキーガードのものがそれに相当します.
Shooting Stars途中で製造が変わっているようで,キーガードがプレートのものはメキシコ(Nogales)産,ワイヤーのものがアメリカ(Elkhart)産です.

その前はモデル名が番号のものが多いのですが,6M/60M/61M/64MがアルトでVIIIの刻印がシリアル番号の上につくものが製造工程で良質と判断されたものと言われているようです.
また,このartistモデルのように精密な彫刻が施されているものがあることも特徴です.

この楽器はeBayで落札したのですが,キーパッドやフェルト,コルクがすべて取り外された状態でしたので,演奏できる状態まで持ってくるのに苦労しましたが,やはりビンテージの音がします.
大事なお気に入りのひとつです.

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2007年12月31日

今年最後のお勧め

29日投稿分で「今年お付き合いいただいた皆様」と書いたら「お付き合い」というキーワードにリンクが張られてしまってましたので修正しました.
(勝手にキーワードにリンクが張られるのがいいのか悪いのか...)
 
ということで,編集するついでに本年最後の投稿を追加します. 実は注文していたものが昨日届いたのですが,内容的には結構いいと思う教則本を手に入れましたのでご紹介します.
 
脱初心者!差がつくサックス・テクニック[CD付]
 
これ一冊ですべてが済むわけではないとは思いますが,色々な本やwebで調べた内容の中でも重要な事項は網羅されているようで,とても参考になります.図らずもリードとマウスピースのことが最初に書いてあったりして,間違いではなかったのだなと再確認しました.
ラベル:サックス 教本
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