Selmer USA AS110が本日到着.
取り敢えずYanagisawaの普段使っているラバーMP #6とLaVoz Mで試奏しました.
音的にはやや軽い感じはありますが,Low B以外はきちんと出ます.Low Bは良く見たところテーブルキーをおさえる際の調整が不十分でキーが少し浮いていることがわかったので,少し調整すると良くなりました.
まだ,じっくりと触っていないため,細かい部分についてはこれから調べますが,気づいたことを少々.
まずはコストダウンの影響をうけてか,キーやネック回りのコルクの質が良くなく,柔らかいのが気になります.これはさほど問題なく修正できそうですが,AS110ではネックのオクターブキーの形状が違います.本体側のオクターブキーのロッドを短くするためか,ネック側のキーが通常より下に来ており,YanagisawaやSelmer SA80のネックではオクターブキーが連動しません.本体側のキーロッドをすこし延長すれば解決しそうですが,最初からSA80のネックで使用するつもりにしていたので,ちょっと誤算です.ちなみに写真で判断する限りにおいて164やAS100のネックは通常の形のようです.
また,微妙にキーとトーンホールの位置が違い,パッドが少し偏ってるキーがあるので調整したいところです.
自分のメインがYanagisawaのブロンズなので,材質は比較しにくいのですが,重さは軽めです.音質はまだ十分に比較できてませんが,明るめの音がするようです.ネックもSA80と比べると軽い感じがします.(後日,計測してみます.)
2007年08月19日
Selmer USA AS110
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