2008年06月17日

悩みは尽きない

今日は知り合いのギタープレーヤーと久々の合同練習.
練習スタジオで行ったのですが,今日はマウスピースは元のYANAGISAWA #6を使いました.相方のギタープレーヤーの好みにも合わせた選択です.

初めて煤竹を使った先日のレッスンの際にも思ったのですが,マウスピースのせいなのか自分の吹き方のせいなのかわかりませんが,少し高音域の倍音成分が強く出る傾向にあるようです.家や練習場でも何か共鳴するようで,金属系の共鳴音が聞こえるような気がします.実際には録音して聴き比べる必要があるとは思いますが...

リガチャーを変更したりもしたので音色が変わる要素も他にもいくつかありますので,一つ一つ検証する必要があります.もう少し試行錯誤していきます.ある程度傾向がわかったところでまた報告します.
posted by RIO at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | アルトサックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

ブローアップの入手と使い方

今日は比較的近い場所で大きな地震がありました.
幸いに近い所に被害はありませんでしたが,震源地周辺ではけがをされた方も多く,死者も出ています.
被災された方々にお見舞い申し上げます.
さて,昨日ご紹介したブローアップですが,ブルズアイエンタープライズ 小山様に許可をいただきましたので,少し詳しく紹介していきたいと思います.

blowup.jpg ブローアップ

まずは,入手先なのですが,ブルズアイリガチャー.comで手に入ります.ただ,今のところ商品紹介の中に出ていません.オンラインオーダーのところにはありますので,そこで注文すればOKです.

さて,このブローアップ.一言でいえば只の管なのですが,練習用グッズとして面白いものです.
説明書が極めて簡潔に書いてありますので迷うのですが,手持ちのマウスピースを差し込み吹くだけです.マウスピースを差し込む深さはコルクの半分ほどまでで良いとのこと.これで,アルトサックスであればコンサートのCの音程を狙って吹きます.ちなみにコンサートCとはA=440Hzの場合のCでピアノなどのC音のことです.アルトのCつまりE♭ではないのでご注意を.テナーサックスの場合はB♭とのことです.
ちなみに,クラシックなどシンフォニーの人はアルトではC#を狙って練習するとのことです.

手持ちのマウスピースではセルマーやYANAGISAWAならコルクの真ん中ほどまでの差し込みでよいと思いますが,煤竹などシャンクが短いマウスピースの場合は,同じ位置にするとマウスピースのチャンバーも含めた全体の管の長さが短くなるため音程が上がります.したがって,浅めに挿すか基準音をはじめからC#など少し高めに設定して練習する必要が出てきます.

初めの練習は基準音でロングトーンして安定した音を出すことが目標のようですが,これから+/-20セントでピッチをコントロールするように練習します.これはコントロールの仕方はビブラートの練習をするのと同じように考えると良いかもしれません.
(注:この練習法の意義は耳と口と息でピッチコントロールをすることだと小山様からコメントいただきました.ビブラートのように早いコントロールをすることが目的ではなくあくまでもロングトーンが重要ということだと思いますので,ゆっくりと練習してください.コントロールの仕方がビブラートをかける時の息と口の使い方において共通する部分が多いと思いますので音をコントロールするコツとしてビブラートと書いております.また,一般的にビブラートを口の動きでかける方を強調している教則本が多いのですが,実際は口を動かすだけでなく息も使ってコントロールすることが重要だと思います.―2008/6/15 追記)

そのあとは基準音から次第に低い音を出すように練習するようですが,最終的には4度下,つまりアルトの場合はGが出るようになると良いとのことです.これは結構難しいようで,私は今のところ2度ちょっとまでしか下がりません.力を抜いて喉を開くことが重要なようですが,これでロングトーンをするのが結構難しいのです.力が入るとのどが閉まりますし,ゆるすぎると息漏れしたり音が割れたりします.つまりこの練習は口腔内を広げると同時に口元が緩まないようにしっかりとしたアンブシュアを作るトレーニングになります.また,同時に息の支えが必要になりますので,呼吸法の練習になります.

さて,このような理屈の練習道具ですが,25cm程度の長さなので実は持ち運びも楽だし,実際に出る音は話し声程度か吹き方によってはもっと小さく音を出せますので,夜や集合住宅での練習にはもってこいの道具です.もちろん,運指の練習にはなりませんのでそれは別に練習が必要ですが,ロングトーンはこれで練習できますので,効率良い練習が可能になります.

また,個人的にはオーバートーンやフラジオの練習にも使えるような気がしています.
(まだ,私自身が完璧にマスターしているわけではないので,この点にはもう少し時間をかけて調べる必要がありますが.)ただし,オーバートーンを出すような吹き方をすると高音がでて音もやや大きくなりますので,これは夜はやめた方が良いかもしれません.
posted by RIO at 22:18| Comment(4) | TrackBack(0) | アルトサックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブローアップ

情報交換させてもらっている”へろへろてなーマン”さんからの紹介で始めたブロウアップという練習グッズがあります.ブルズアイ・リガチャーで有名なブルズアイエンタープライズの製品です.

まだ,始めて数日ですが,少しづつコツがつかめてきました.
大きな音を出せない時に取り敢えず練習するのに良い気がします.今日は職場に持って行き,休憩時間などを利用してみました.まったく音が出ないわけではありませんが,鼻歌でも歌ってるときぐらいの音量ですから,練習場所の確保には困らないと思います.

確認したいことも何点かありますので,詳しいことは後日報告させていただきますが,これは練習グッズとしてはハマりそうです.
posted by RIO at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | アルトサックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月12日

マウスピース変更!

気がついたら,私の環境はリード以外はすべてYANAGISAWAの環境でしたが,最近,高音域の音色がいま一つ上品すぎる気がしてきたので,マウスピースなどを変更してみました.

以前に購入していたGottsuさん作の煤竹#6です.結構リードとの相性が厳しいマウスピースなので敬遠していたのですが,リガチャーをロブナーにしていたのが原因の一つのようです.セルマーのリガチャーに変えて,しっかりと固定するとリードが暴れることなくミスリードも極端に減りました.また,組み合わせられるリードも増え,今はAlexander superial DC #3と組み合わせています.
(もしかしたら,自分自身の奏法も少しは進歩して,吹きやすくなっているのかもしれませんが.)
音色的にはクラシックにはYANAGISAWAの方が良いと思いますが,煤竹のほうが守備範囲が広い音色で個人的には自分が好きな音に近づいています.

posted by RIO at 00:18| Comment(2) | TrackBack(0) | アルトサックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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