もともとの予算が非常に低かったので,文句も言えないのですが,ネックのソケット部分は下手な修理がされていたみたいで,半田付けされているものの汚く,接続も不十分で今にも外れそうでした.
おまけに,周囲にへこみも多く,ネックのソケット部分を取り外して,半田を除去.デント(へこみ)を内側から叩き出して,形を整えたのち再び半田付けしました.最初はロウ付けするつもりでしたが,手持ちのバーナーの火力が弱く,ロウ付けには温度がやや足りなかったのと半田の方が流し込むのに慣れてることもあり,半田付けにしました.
その他,オクターブキーの連携が悪くロッドが曲がっていたのを修正.外れかけていたパッドをとりあえずつけなおし,きちんと音がでる状態までにしています.
キーガードが外れてなくなっているのも取り寄せた後で気づいたのですが,いま,キーガード作成に奮闘中です.
色々,いい経験になってはいますが,驚いたのはサックスのラッカーは想像以上に耐熱性があります.半田が流れ落ちるぐらいに熱してもびくともしません.